同意説明文書の完成度はどこまで必要か

どうもどうも、こんにちは、北大寺です。

どなたかが宣伝していただいたのか、いつの間にかものすごいPVが伸びており、ビックリしております。

閲覧ありがとうございますm(__)m

皆様にばらまけるような記事は掲載していないのですが、折角見ていただいているので、更新せねば!と焦っております。


本日は啓蟄の候。

気分あらためブログ更新!

というわけで、温めていた最近の話題から。

最近、臨床研究に参加をお願いする際の被験者へのICは、ICFの完成度に依存せず、説明者の肩にかかっているという報告を読みました。

Evolution of poor reporting and inadequate methods over time in 20 920

randomised controlled trials included in Cochrane reviews: research on

research study | The BMJ

(こういうの直リンクっていうんでしょうか、お作法を知らないので、問題がある場合にはご指摘ください)

ICFって何度見直しても、気になるフレーズがみつかり修正してしまう。。。

そう、まさに修論の法則。

審査のたびに修正が繰り返す無限ループにご注意を。

ただ、丁寧が講じても、どうやらきちんと説明ができ、伝えられなければ残念ながら十分な理解に至らない可能性も、というお話。

被験者と医師やCRCとの関係が、満足度に左右されるのでは、と言う思いです。

冷静に考えればそりゃそうだ、という気もしなくもありませんが、どんどん複雑化していく臨床研究と相まって、ICFのボリュームアップが気になるところ。


今後、臨床研究法に伴うICFはどの程度のボリュームになってしまうのでしょうか。。。


読んでいただいてありがとうございます。

また皆様と意見交換できる時を楽しみにしておりますm(__)m




“寺元剛”の説明書 Terra's catalog

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